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XMには4つの口座タイプがある
XMには、4つの口座タイプが用意されています。
選べるリアルトレード用の口座
- マイクロ口座
- スタンダード口座
- Zero口座
- KIWAMI極口座
それぞれの口座によって特徴がありますので、自身のトレードスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
ただし、トレードスタイルは状況に応じて変わるものですよね。
XMでは、1つのアカウントに対して最大8つまで口座を作ることができるので、試行錯誤して最適な方法に切り替えるなど、臨機応変に対処すると効果的です。
4つの口座タイプのスペック
4つの口座タイプのスペックは以下の通りです。
マイクロ口座 | スタンダード口座 | XM Zero口座 | KIWAMI極口座 | |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 | 1000倍 |
1Lotの単位通貨数 | 1,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 | 100,000通貨 |
最小取引ロット数 | MT4:0.01ロット MT5:0.1ロット(10通貨) |
0.01ロット(1,000通貨) | 0.01ロット(1,000通貨) | 0.01ロット(1,000通貨) |
最大取引ロット数 | 100ロット | 50ロット | 50ロット | 50ロット |
最低入金金額 | 5ドル | 5ドル | 5ドル | 5ドル |
取引手数料 | なし | なし | 往復10ドル | なし |
注文方式 | STP | STP | ECN | STP |
ボーナス | 〇 | 〇 | 口座開設ボーナスのみ | 口座開設ボーナスのみ |
最低スプレッド | 1pips | 1pips | 0pips | 0.6pips |
4つの口座タイプの共通スペック
それぞれ特徴の異なる4つの口座ですが、共通しているところもあります。
まずは、共通しているスペックから見ていきましょう。
ゼロカットシステム採用で追証なし!
どの口座でもゼロカットシステムを採用しているため、追証が発生することはありません。
ゼロカットとは、急激な相場の変動などでトレーダーが証拠金以上の損失を出してしまった場合、マイナス分をカット。
口座残高を「0」に戻してくれるため、借金を抱えるリスクがないのです。
ハイレバトレードが常識の海外FXでは、なくてはならないものと言えるでしょう。
ちなみに国内FX業者の場合、ゼロカットシステムがないので追証が発生します。
XMのゼロカットシステムで追証がなしに!?
ロスカット水準20%
海外FXでは、証拠金が一定の割合まで減ってしまった場合、ロスカット(強制決済)が行われます。
ロスカットは「それ以上損失を出さないため」の予防策ですが、あまり早く強制決済がされしまうと、その時点で「負け」が決定してしまいます。
国内FX業者の場合は、ロスカット水準100~50%が一般的です。
一方で、XMはどの口座でもロスカット水準は20%になっているので、ギリギリまで勝負することができます。
最低入金額は5ドルから
XMでは、4つの口座すべてで最低入金額が5ドルからになっています。
低金額から入金できるのはもちろんのこと、ECN口座やスプレッドに特化した口座も同じ5ドルからというのは嬉しいポイント。
他の業者では、スプレッドが狭いなど他に特典のある口座では、高い金額に設定している場合が多くあります。
その点、XMではどの口座を選んでも、同じ低金額で済みます。
口座別スペックとおすすめのトレーダー
それでは、4つの口座ごとのスペックを詳しく見ていきましょう。
また、口座別におすすめのトレーダーも紹介していきます。
①スタンダード口座の特徴
- 最大レバレッジ:1000倍
- 注文方法:STP方式
- 1Lot:100,000通貨
- 最小取引ロット:0.01Lot(1,000通貨)
- 最小取引ロット:50Lot(5,000,000通貨)
- 取引手数料:無料
- 平均スプレッド(米ドル/日本円):1.6pips
- ボーナス:すべて対象
スタンダード口座は、XMの口座の中でもっともバランスの良い口座になります。
最大レバレッジは1000倍で、もちろんゼロカットシステム採用で追証なし!
スプレッドは広めですが、その代わりXMのすべてのボーナスが対象。
XMの入金ボーナスは、最大10500ドル相当のボーナスクレジットがもらえる、スプレッドの広さを十二分にカバーしてくれる豪華な内容になっています。
マイクロ口座とはほとんどスペックが変わりませんが、1Lotあたりの通貨量が異なります。
マイクロ口座が1Lotあたり1,000通貨なのに対して、スタンダード口座は1Lotあたり100,000通貨。
そのため、大きなトレードも可能となっています。
- ボーナスを利用して大きな取引をしたいトレーダー
- 初心者から上級者までの幅広いトレーダー
②マイクロ口座の特徴
- 最大レバレッジ:1000倍
- 注文方法:STP方式
- 1Lot:1,000通貨貨
- 最小取引ロット:0.01Lot(10通貨)
- 最小取引ロット:100Lot(100,000通貨)
- 取引手数料:無料
- 平均スプレッド(米ドル/日本円):1.6pips
- ボーナス:すべて対象
マイクロ口座の大きな特徴は、唯一1Lotあたりの通貨量が1,000通貨であること。
スタンダード口座、Zero口座、KIWAMI極口座は、1Lotあたり100,000通貨となります。
つまり、他の口座に比べて1/100の通貨量で取引していることになります。
そのため大きなトレードをするには不向きで、小さい取引で経験を積むのに向いていると言えるでしょう。
すべてのボーナスが対象、最大レバレッジは1000倍など、XMならではのメリットはスタンダード口座と同じく受けることができます。
- 少額取引をしたいトレーダー
- 初心者、XMを試してみたいトレーダー
③Zero口座の特徴
- 最大レバレッジ:500倍
- 注文方法:ECN口座
- 1Lot:100,000通貨
- 最小取引ロット:0.01Lot(1,000通貨)
- 最小取引ロット:50Lot(5,000,000通貨)
- 取引手数料:往復10ドル
- 平均スプレッド(米ドル/日本円):0.1pips
- ボーナス:新規口座開設ボーナスのみ
Zero口座は、XM唯一のECN口座になります。
ECN口座とは、ブローカーの一切の介入を受けずに直接取引できる注文方式で、透明性が高い取引が可能です。
スプレッドの狭さに特化した口座で、平均スプレッドは「米ドル/日本円」「ユーロ/米ドル」で0.1pips、「ユーロ/円」0.4pipsと非常に狭く設定されています。
ただし、ECN口座はスプレッドとは別に取引手数料がかかるので注意が必要です。
XMの場合は、1Lotあたり往復で10ドル(1.0pips)かかります。
そのため、実際にかかるコストは、平均スプレッドに手数料を加算した「実質スプレッド」。
つまり、「米ドル/日本円」「ユーロ/米ドル」は1.1pips、「ユーロ/円」1.4pipsが「実質スプレッド」となります。
XMにおけるスプレッドについて解説
また、最大レバレッジは500倍、ボーナスは「新規口座開設ボーナス」のみ。
さらに、Zero口座は通貨ペア数が他の口座に比べて少なく、仮想通貨など取引できない商品もあるなど、制限の多い口座と言えます。
- スキャルピングなど短期売買を繰り返すトレーダー
- 上級者、ECN方式の取引がしたいトレーダー
④KIWAMI極口座の特徴
- 最大レバレッジ:1000倍
- 注文方法:STP方式
- 1Lot:100,000通貨
- 最小取引ロット:0.01Lot(1,000通貨)
- 最小取引ロット:50Lot(5,000,000通貨)
- 取引手数料:無料
- 平均スプレッド(米ドル/日本円):0.7pips
- ボーナス:新規口座開設ボーナスのみ
KIWAMI極口座は、新しく登場したSTP方式の口座でありながら、スプレッドの狭さにこだわった口座です。
平均スプレッドだけを見ればZero口座に負けますが、KIWAMI極口座はSTP口座で手数料はかかりません。
手数料を加算した「実質スプレッド」で比較した場合、「米ドル/日本円」「ユーロ/米ドル」ともにZero口座が1.1pips、KIWAMI極口座は0.7pips。
「ユーロ/円」では、Zero口座が1.4pips、KIWAMI極口座は1.2pipsと、KIWAMI極口座の方が狭いのが分かります。
さらに、最大レバレッジ1000倍のトレードも可能。
ただし、Zero口座と同じくボーナスは「新規口座開設ボーナス」のみとなっています。
- 手数料がかかるのは嫌だけどスプレッドにこだわるトレーダー
- 中級から上級者のトレーダー
トレードスタイルに合わせた口座選びをしよう
初心者は「マイクロ口座」「スタンダード口座」
それぞれ4つの口座タイプについて紹介しましたが、自身のトレードスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
FXの初心者であれば、いきなり一獲千金を狙うのではなく、マイクロ口座を使って小さな取引から経験を積むのが良いでしょう。
実際に取引することで取引の流れを把握し、効率良く資金を増やせるコツを掴めるようになるはずです。
スタンダード口座は、初心者の中でも「海外FXの経験はあるがXMは初めて」というトレーダー向き。
大きな取引も可能で、XMのメリットをすべて受けられるバランスの良い口座になっています。
そのため、上級者でも十分に満足でき、幅広いトレーダーにおすすめできます。
スプレッドにこだわるなら「Zero口座」か「KIWAMI極口座」
スタンダード口座の唯一デメリットと言えるのは、スプレッドが広いこと。
その代わりにXMの魅力であるボーナスをすべて獲得できることで、スプレッドの広さは十二分にカバーされています。
それでもスプレッドにこだわりたいというトレーダーは、Zero口座かKIWAMI極口座がおすすめ。
どちらもボーナスは一部しか受け取れませんが、スプレッドはかなり狭く設定されています。
Zero口座とKIWAMI極口座の大きな違いは、ECN口座かSTP口座かです。
Zero口座はECN口座のため、スプレッドとは別で取引手数料がかかりますが、KIWAMI極口座はSTP口座で手数料はかかりません。
そのため、実質スプレッドで見るとKIWAMI極口座の方が、スプレッドに優れているのが分かります。
ただし、ECN口座はディーラーを一切経由せず、直接取引ができる唯一の口座です。
ディーラーの介入なしで、自身で板情報を見て取引したい海外FXの上級者なら、Zero口座を選ぶのも良いでしょう。