XMのスプレッドはどのぐらい?
FXをする時は為替取引になるためスプレッドが気になるものですが、海外の業者のXMは広めに設定されています。
ちなみに、スプレッドとは為替取引での売値と買値の差額のことを意味し、間接的な手数料として解釈すると分かりやすいです。このため、広くなれば損失が大きく狭くなると小さく、常に変動するためチェックして取引をすることが求められます。
基本的に海外FX業者のスプレッドは国内の業者よりも広めに設定され、XMも該当します。
国内FX業者で最低のスプレッドを設定するGMOやDMMFXなどと比べると、主要通貨ペアで1.0pips近く広いですが、メリットがあるために人気が高いです。
スプレッドは口座タイプで違う
XMのスプレッドは口座のタイプによって異なり、マイクロ口座とスタンダード口座はドル円平均で2.0pipsですが、ZERO口座はドル円平均で0.1pipsになります。
ZERO口座はスプレッドがかなり狭いことが特徴ですが、他の口座タイプと違ってボーナス非対応で手数料が発生することが特徴です。
ZERO口座の他社との比較は、ドル円でみても最低のTitanFXが1.03pipsに対して1.10pipsで、iFOREXの2.00pipsやAXIORYのの1.50pipsよりは低くなっています。
スプレッドは通貨単位によって異なり、事前に取引する方法を確かめて選ぶことが大事です。
マイクロ口座やスタンダード口座はZERO口座と比べて1.0pips以上の開きがありますが、手数料が一切発生しないなどのメリットがあります。
基本的に、平均スプレッドははドル円でXMが1.80pipsに対してTitanFXは1.33pips、AXIORYは1.50pipsと低いです。しかし、AXIORYはオーストラリアドルと米ドルの通貨ペアのみXMが1.80pipsに対して2.10pipsと高くなります。
XMのFX通貨ペアの平均スプレッド
平均スプレッドは通貨ペアごとに設定され、それぞれの違いを比較する必要があります。
通貨ペア平均スプレッド比較
- XM→1.70pips
- TitanFX→1.20pips
- AXIORY→1.30pips
日本円と米ドル
- XM→1.80pips
- TitanFX→1.33pips
- AXIORY→1.50pips
豪ドルと米ドル
- XM→1.80pips
- TitanFX→1.52pips
- AXIORY→2.10pips
英ポンドと米ドル
- XM→2.30pips
- TitanFX→1.57pips
- AXIORY→1.90pips
ユーロと日本円
- XM→2.60pips
- TitanFX→1.70pips
- AXIORY→1.70pips
豪ドルと日本円
- XM→3.00pips
- TitanFX→2.12pips
- AXIORY→2.10pips
英ポンドと日本円
- XM→3.80pips
- TitanFX→2.45pips
- AXIORY→2.70pips
このように、それぞれ異なっています。
XMが他TitanFXやAXIORYと比べてスプレッドが低い取引は、豪ドルと米ドルの通貨ペアでAXIORYが該当し、1.80pipsに対して2.10pipsと例外があるのみです。
以上のように、XMはTitanFXとAxioryに対しては平均スプレッドは唯一の例外を除いて高く、 他の海外のブローカーに対して広めに設定されています。
スプレッドが広がる時間帯を知っておこう
スプレッドは固定ではなく最小と最大の間で変動し、XMの場合はドル円になれば最小が1.0pipsで平均は1.8pipsになります。
基本的に、早朝の時間帯は広めになり、夏時間では朝6時にNYタイムが終了した途端に広がる傾向が強いです。また、ワイドスプレッドは日本時間で朝8時をすぎると落ち着きますが、それまでは広くなります。
STP方式のNDD方式は、20社以上のカバー先からの価格をアルゴリズムが瞬時に判断しているため、カバー先がしっかり機能している場合には最適なスプレッドになる仕組みです。
通常XMでは、両建てを行うと証拠金はかからなくて損失も一定に保たれるようになりますが、ワイドスプレッドが発生したままの状態では売りと買いのスプレッドが違うため、損失が拡大して証拠金を一時的に減らすことが予想されるものです。
このため、多くの枚数をヘッジのため両建てする場合は瞬間的に証拠金を喰ってしまい、突発的なワイドスプレッドで強制ロスカットが発動されてしまうこともあります。
ぎりぎりの証拠金で両建てをする方法はリスクがそれなりに高く、事前に仕組みを確かめて計画を立てることが大事です。
XMの口座別スプレッド一覧
海外FXをする時は国内の業者よりもスプレッドが広めに設定されている傾向があり、XMを選ぶ際には仕組みを確かめて決める必要があります。
基本的にスプレッドが狭いと利益率が高くなりますが、逆に広くて損をすると考えないようにそれぞれのメリットやデメリットを知ることが大事です。
XMは、マイクロ口座とスタンダード口座はドル円平均で2.0pipsですが、ZERO口座になると0.1pipsになりますが逆に手数料が発生しボーナスが無いなどのデメリットもあります。海外のブローカーの他社との比較すると基本的にスプレッドは広めですが、通貨ペアによって異なります。
XMは基本的に国内の業者よりもスプレッドは広めですが、追証なしのため経済変動幅が大きい事象が起きた場合に資産を失ってしまうリスクがないことや、ボーナスがあるため有利だと言えます。
スプレッドは常に固定されているわけでなく時間帯によって変わるため、広がる早朝などを避けるなど工夫すると便利です。基本的に海外のブローカーはスプレッドが広くて損をするものだと考えがちですが、XMでは口座開設や入金などでボーナスがあることや追証なしのため資産を失ってしまう心配がありません。
また、変動スプレッドは国内のように固定ではなく、逆に固定されたほうが変動幅が大きいと予想される重大発表前後の取引に制限がかかり、勝ち抜くためには敷居が上がります。他にも通貨ペアの部類に応じてスプレッドの幅が変わりやすく、最適な方法を探して利益を出せるようにしたいものです。
スプレッドが低いXMのZERO口座ですが、手数料は100000ドルに対して5ドルになります。
MT4プラットフォーム利用時の手数料は、取引発注時に往復分がまとめて差し引かれ、MT5プラットフォーム利用時の手数料は取引発注時と決済時に口座から差し引きされる仕組みです。
以上のように、XMのスプレッドは全体的広くてなりますが、ZERO口座にすると狭くなるものの手数料がかかりボーナスが無いなどのデメリットがあります。
スプレッドは大きくなると損をすると考えて敬遠しがちになりますが、通貨ペアや変動の動向などを確かめて少しでもお得になるようにすると効果的です。
XMは最大レバレッジが888倍のため一獲千金ができる可能性もあり、スプレッドが広くてもその分回収できることもあります。海外のブローカーを選ぶ時は全体的にスプレッドが広めですが、それを補って余りあるメリットもあるものです。
スプレッドは口座のタイプによって違うため初心者と上級者によって使い分け、少しでも利益を出せるようにコツをつかむと効果があります。スプレッドは通貨ペアや取引時間によって大きく変動するため、傾向を分析して損をしないように経験を積んで覚えることが大事です。