XMで取引可能な仮想通貨・ビットコイン
XMで仮想通貨の取引をおこなう人も、にわかに増えています。けれども取り扱っている銘柄がよく分からず、どれから手を付けて良いやら分からない人も多いようです。
XMの仮想通貨について、徹底解説していきます。
XMで取引できる仮想通貨はコレ
取扱仮想通貨一覧
- ビットコイン
- ライトコイン
- イーサリアム
- ダッシュコイン
- リップル
仮想通貨を知っている人なら「ああ、コレね」と頷いてしまうような王道コインがピックアップされています。
マイナー過ぎる仮想通貨には手を出していないのが、XMの強みになります。メジャーな商品のみに絞っているからこそ、安心した取引が実現できますね。
ビットフライヤーとはどう違う?
XMで仮想通貨の取引がおこなえると聞くと、ビットフライヤーなどの販売所との違いが気にかかることもあります。
ビットフライヤーは、仮想通貨を販売しているネット上の店舗になります。円を持っていき必要な分の仮想通貨と、取り換えてもらうことができます。
これに対してXMは、あくまで商品の一つとして仮想通貨を取り扱っています。
実際に仮想通貨そのものを買うのではなく「仮想通貨のFX取引による、差額を得ることができる」場所になります。
仮想通貨を保持せずに、安いときと高いときの差額だけを得られるので、ユーザーの負担は少なくなります。
「仮想通貨に触れたい。けれどもリスクは減らしたい。」そんな人にもおすすめです。
ドル主体のマーケット
XMの特徴として、アメリカのマーケットを基本としているという点も挙げられます。
XMで取引をおこなうときには、米ドルを基準とした額が提示されます。
このように記述すると「ドルなんて、持っていないし…」と不安になる方も多いのですが、日本円からドルへの交換はXMが請け負ってくれます。
自分でドルに交換しなくても、ワールドワイドな投資をおこなえるのもXMの凄い所です。
XMの仮想通貨・ビットコイン取引のメリット
XMでビットコイン取引をおこなうメリットを紹介していきたいと思います。
手数料は、いつでも無料
FX会社の中には、ビットコインに関する手続きをおこなうと一定の料金が発生する所もあります。
対してXMの良い点は、ビットコインや他のコインの取引をおこなう時の手数料がタダだということです。
手数料が無料だということは、それだけ柔軟度の高い投資がおこなえるということ。
手数料をいちいち気にしながら動かなくても良くなるので、しなやかな投資が実現できるようになります。
少ない額からスタートできる
XMでは取引をおこなうときの、最低金額をあらかじめ決めています。
ビットコインの証拠金はなんと700円から。わずか1,000円以下の少額からスタートできるのです。
ちなみにライトコインでも900円、イーサリアムでも1,300円。リップルになると、2,000円の証拠金が必要になります。
他のコインと比較しても、安い証拠金で始められるのがXMのビットコインと言えるかもしれません。
最小取引単位が少ない
ビットコインは近頃、再び値段が急騰しています。そのため1BTCのみを保持しようと思っても、資金が追い付かないこともあります。
XMでは「少なくてもコレくらいは保持しておいてね」という最小取引単位をあらかじめルール付けしています。
ビットコインの場合は0,01BTCに定められています。
1BTCが100万円の価値があるとき、わずか1万円で取引できるということです。
100万円単位の取引が怖いというときでも、XMのルールに基づいたやり取りをおこなうと、少額で投資を楽しむことができます。
ちなみに、同じXMでもライトコインに対しては1LTCからの取引が求められているので「よりチャレンジしやすいのは、ビットコイン」と言えそうです。
XMの仮想通貨・ビットコイン取引のデメリット
XMでビットコイン取引をおこなうとき、生じるデメリットにも目配りしておくのが大切になります。
取引時間が土日はできない
サラリーマンの方は注意しておきたいのですが、XMのビットコイン取引は土日はおこなうことが出来ません。なぜなら、XMでビットコイン取引ができるのは、月曜日の朝から土曜日の早朝までの時間帯だからです。
これを知らずに「週末はビットコイン取引で楽しもう」と思っていると、残念ながら貧乏くじを引いてしまうことになります。
もちろん仮想通貨のマーケットは土日も稼働しているので、ビットコイン投資をおこないたければ他の業者をチェックしてみるのも必要です。
レバレッジが小さい
XMのビットコイン取引のレバレッジは、最大2倍までと決まっています。
100倍や400倍などの大きな数字に慣れてしまうと、XMのビットコイン取引に物足りなさを感じる方も多いようです。
海外FX業者と聞くと大胆な投資方法ができる…と思い込んでいる人も多いのですが、XMのように値上がりと値下がりの幅が大きいビットコインに対して懐疑的な視線を持っている業者も増えてきています。
「ビットコインで億を狙おう」と思っていてもレバレッジが2倍までと制限されているなら、抱えている夢も残念ながら夢のままで終わりそうです。
スワップがマイナスになる
XMでビットコインを保持していると、スワップポイントがプラスになるどころかマイナスになるケースもあります。
スワップポイントとは持っているコインの日数に応じて、ポイントが加減されていくシステムのことです。
上手く使うと持っているだけでポイントが倍増していくのですが、XMではビットコインを保有していても、スワップポイントは増加に転じずマイナスに転じる傾向があります。
コレを知らないとただ持っているだけのトレーダーは、大損するリスクもあります。
XMでの仮想通貨・ビットコイン取引はデメリットが大きい
海外FX業者のXMのビットコイン取引について見ていきました。
少額から投資がおこなえるメリットはあるものの、デメリットの方が気になり結果的には「あまり手出ししない方がいい」案件と言えるかもしれません。
最小単位で保持できるが…
XMでビットコインの取引は簡単におこなえます。取引にまつわる最小単位も少なく済むので、初めての方でも気軽にチャレンジできるメリットがあります。
それならXMでビットコイン投資をおこなうのは良いように思えますが、現実的にはそう上手くいかないもの。
なぜなら、仮想通貨は「資金が少なくても、利益を出しやすい」生き物だからです。この特徴を知っておくと、XMでビットコイン投資をおこなうのが、あまりコスパに良くないやり方だということが分かります。
XMの最大レバレッジは2倍まで。100倍を付ける他企業が多いなかで、随分と安全パイすぎるルール設定だからです。
損失も少なくなりますが、一攫千金を狙いたいビットコインの世界においては「投資に向かないステージ」と断言できるでしょう。レバレッジが2倍までと制限されている限り、大きな利益はそもそも見込めないからです。
ビットコインに魅力を感じているのなら、XMでわざわざ取引をおこなうのは少々難しいと考えた方が良いでしょう。
日本人には合っていない
またXMのビットコイン取引は、日本時間の土日の日中はほぼおこなえません。
平日は会社に仕事に行っているビジネスマンにとって、このスタイルは大きな命取りになります。土日に稼働できないのに、わざわざXMに口座を開いてビットコイン取引をおこなうのは自爆行為と言えるかもしれません。
休日に仕事をしていて平日休みが多いサービス業系の人には適していますが、日本の雇用形態を考えると「XMのビットコイン投資は、理に合わない」と言えるでしょう。